動画編集の修正依頼の伝え方|時刻と変更内容を一組にする

動画編集の修正依頼・時刻と変更内容を一組に

「動画の修正を伝えても意図がずれる。」

「担当ごとの指摘をどうまとめて渡せばよい?」

動画編集の修正依頼は、確認した版、対象の時刻、現在の状態、変更後の状態を一組にします。「もっと良くする」だけでは編集者が判断できません。事実の訂正、表現の希望、新しい素材の追加を分け、承認担当が指示をまとめてください。変更後は対象箇所と前後の流れを確認し、公開に使うファイルを固定します。

この記事で確認すること

  1. 修正する動画の版と時刻をそろえる
  2. 現在の状態と変更後を対にする
  3. 複数担当の指摘を承認担当がまとめる
  4. 修正版を照合して公開に使う版を固定する
  5. 相談前の準備
  6. よくある疑問

修正する動画の版と時刻をそろえる

指示が具体的でも、違う動画を見ていると対象が一致しません。最初に確認対象を決めます。

ファイル名と版番号を指示の先頭に書く

確認したファイル名、版番号、受け取った日を記録します。同じ名前の動画を上書きして共有すると、確認担当が以前の内容へ指摘する場合があります。共有先には確認対象を一つ明示し、旧版と修正版を区別してください。編集プロジェクトの画面ではなく、依頼者が見た納品動画を基準に時刻を指定すると、対象を照合しやすくなります。

時刻は場面の特徴と一緒に示す

何秒から何秒までかと、商品を持ち上げる場面、料金が出る場面などの特徴を一緒に書きます。映像を追加すると後の時刻がずれるため、時刻だけを過去の指示から流用しないでください。画面内の文字を変えるなら、現在の文字も併記します。対象を一つに特定できない指示は、編集へ回す前に承認担当が確認し、推測による修正を減らします。

確認版をそろえる → 対象時刻を書く → 変更後を指定する → 承認担当がまとめる。本文の確認手順の例。
本文の確認順序を示す図解。
確認版をそろえる → 対象時刻を書く → 変更後を指定する → 承認担当がまとめる。本文の確認手順の例。
本文の確認順序を示す図解。

現在の状態と変更後を対にする

編集者へ判断を任せる部分と、確定した内容に直す部分を区別します。

事実の訂正は確定した置換内容を渡す

商品名、料金、日付、条件の訂正は、現在の表示と置換後の文を対にして記録します。正しい数値を編集者が調べて補う前提にせず、自社の確認済み資料を添えてください。音声に誤りがある場合は、字幕だけで直してよいかも確認します。商品に関する事実の承認担当を決め、相反する資料や未確定の条件がある場合は編集を始める前に保留事項として伝えます。

表現の希望は問題と目的を伝える

「テンポを良くする」「おしゃれにする」といった希望は、困っている場面と伝えたい内容を補います。操作の順が分からないなら、どの動作を見せたいかを指定してください。方法を編集者へ相談する場合は、確定指示ではなく提案を求める欄へ分けます。参考動画を添える場合も全体の模倣を依頼するのではなく、文字の出し方など確認してほしい要素を示します。

複数担当の指摘を承認担当がまとめる

異なる担当から指示をそのまま渡すと、同じ箇所へ反対の変更が入る場合があります。

指摘を集めて矛盾を解消する

修正表へ担当、対象、変更内容、承認状況をまとめます。文字を減らしたい担当と条件を追加したい担当がいる場合は、どの条件を残すかを自社で決めてください。編集者へ両方を送り、都合のよい方を選ばせないようにします。急ぐ箇所と相談中の箇所も分け、確定した指示だけを編集開始の対象にすると、修正版の確認基準をそろえやすくなります。

素材追加と当初範囲の変更を区別する

誤字の訂正と、新しい映像の追加や台本の変更は作業が異なります。契約に含まれる修正回数や対象を確認し、変更したい内容を相談してください。Libera Worksでは素材と目的を確認して対応範囲を整理するため、追加素材や構成変更がある場合は先に伝えます。すべての修正が無料、無制限、即日だと推測せず、費用と納期の確認が必要な事項を分けて記録します。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして確認できます。

修正表の欄記入する内容目的
確認版ファイル名・版番号同じ動画へ指示する
対象開始・終了時刻と場面箇所を特定する
現在の状態表示文や動作対象の認識をそろえる
変更後置換文・見せたい内容確定指示と相談を分ける
承認・範囲承認担当・追加作業の確認矛盾と範囲変更を整理
本文の判断に使う記入例。条件は個別に確認します。

架空の修正例です。「料金が違う」だけでなく、「確認版v2、12秒から15秒の料金表示、現在は税込の条件がない、承認済みの文へ置換」と記録します。料金の数値は架空に補わず確認済み資料を添えます。修正回数や費用の標準条件を示す例ではありません。

修正版を照合して公開に使う版を固定する

修正された箇所だけでなく、前後の流れや別の表示へ影響がないかを確認します。

修正表の各行を実際の映像と照合する

修正版では、修正表の一行ずつを動画で確認し、反映済みか、追加確認が必要かを記録します。文字の変更で表示時間が足りなくなっていないか、素材の追加で音声と映像がずれていないかも点検してください。古い時刻だけを追わず、場面の特徴と対応させます。反映していない項目は確認済みにせず、今回の版を基準に新しい対象時刻を記録します。

承認したファイルと投稿担当のファイルをそろえる

承認担当、承認日、公開に使うファイル名を残します。旧版を投稿担当が使わないよう、共有先で最終版を明示してください。最後の連絡に修正希望が追加された場合は、その場で公開可能と判断せず、必要な確認へ戻します。納品と投稿を別担当が行う場合も、承認した版が渡ったことを確認し、公開後の表示点検を誰がするかを決めておきます。

修正表と照合 → 前後の流れを見る → 保留を解消する → 公開版を固定する。本文の確認手順の例。
本文の確認順序を示す図解。
修正表と照合 → 前後の流れを見る → 保留を解消する → 公開版を固定する。本文の確認手順の例。
本文の確認順序を示す図解。

目的と素材を整理して動画制作を相談する

Libera Worksでは目的と共有素材を確認し、企画・台本、編集、字幕や音、納品の対応範囲を整理します。投稿対応は媒体と体制に応じて確認します。希望する本数、尺、納期、追加素材を伝え、料金と対応条件を着手前に確認してください。

【Q&A】ショート動画制作代行を依頼する前の疑問

Q.修正希望は担当が直接送ってよいですか?

運用に合わせて窓口を決めます。複数担当の指示に矛盾がある場合は、承認担当が内容をまとめてから編集者へ渡してください。

Q.修正は何回でも依頼できますか?

個別の契約と対応範囲によります。回数、対象、追加素材や構成変更の扱いを確認し、費用と納期を相談してください。

まとめ:修正する動画の版と時刻をそろえる

動画の修正依頼は、確認版、時刻、現在の状態、変更後を一組にします。事実訂正と表現の相談、追加素材を分け、承認担当が矛盾を解消して渡してください。修正版は修正表と前後の流れを照合し、保留を解消してから公開に使うファイルを固定します。

参考情報

修正表と承認手順は編集上の提案です。修正回数、費用、納期を一律に定めるものではありません。

Libera Works「ショート動画制作代行」(制作・納品範囲と投稿対応の条件。2026年10月2日確認)

Adobe「プロジェクトのコピー」(プロジェクトと素材を扱う機能の参考。本文の修正契約や承認手順の根拠ではありません。2026年10月2日確認)